ネイチャーメイドコエンザイム(CoQ10)(大塚製薬)を調べました。
大塚製薬 ネイチャーメイドコエンザイムQ10(CoQ10)50粒
ネイチャーメイド コエンザイムQ10は、コエンザイムQ10（1粒に30mg配合）を配合した栄養補助食品です。コエンザイムQ10の1日の目安量は30-60mgとされており、食品で30mg補給するためには、イワシ(中くらいの大きさ)6匹分、牛肉970gの摂取が必要です。手軽なサプリメントで上手に補給しましょう。
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コエンザイムQ10(CoQ10)を知るための十箇条
日本コエンザイムQ協会が提唱している以下のような十箇条があります。
- 細胞の元気の素
当たり前ですが、私たちが生きていくためにはエネルギーが必要です。自動車ではエンジンがエネルギーを作り出しますが、細胞の中ではミトコンドリアと呼ばれる小器官がその働きをしています。1957年、ミトコンドリアの中にこれがないとうまくエネルギーが生産できないというオレンジ色の物質が発見されました。それがコエンザイムQ10（CoQ10）です。 - 体を錆びつかせないために
魚や肉を冷蔵庫に入れずに放っておけば数時間で成分の脂質が酸化されにおいがつきます。私たちの体も同様に酸化されやすい脂質をたくさん持っています。脂質の酸化を防ぐ抗酸化物質の代表は、皆さんよくご存知のビタミンEです。しかし、生体脂質の酸化を効果的に防ぐにはビタミンEだけでは不十分で、コエンザイムQ10（CoQ10）が一緒にあることが重要であることが最近の研究で明らかになりました。しかもコエンザイムQ10（CoQ10）は、ミトコンドリアだけでなく、体のあらゆる場所に存在して抗酸化物質として働いています。 - 加齢とともに減少するコエンザイムQ10（CoQ10）
コエンザイムQ10（CoQ10）は細胞の元気の素であり、体を錆びつかせないためにも必要な大切な物質ですから、私たちは自らの体の中で合成しています。しかし、多くの臓器のコエンザイムQ10（CoQ10）濃度は20代をピークに減少していきます。ひとときも休まずに働いている心臓ですが、40代で30%、80代で50%以上ものコエンザイムQ10（CoQ10）が失われます。これは大変な問題です。これまでいろいろな老化の仮説が提唱されてきましたが、もはやコエンザイムQ10（CoQ10）を無視することはできません。 - 食事だけでは補えない、しかしサプリメントがある
コエンザイムQを必要としているのは私たちだけではありません。植物も動物も同じです。したがって、食物からもコエンザイムQ10（CoQ10）を摂取することができます。しかし、せいぜい一日5-10mgといわれています。もし、一日100mg必要となれば、毎日イワシ20匹、あるいは牛肉を3kg、あるいはブロッコリーを12kgも食べなくてはなりません。とうてい無理です。ようやく日本でも2001年からサプリメントで摂取できるようになりました。世界中にコエンザイムQ10（CoQ10）を供給しているのは日本の数社だけですが、やっと日本人の元気を支えられるようになったのです。 - コエンザイムQ10（CoQ10）の効果
ほとんど全ての細胞にミトコンドリアがあり、体中のあらゆるところにコエンザイムQ10（CoQ10）があるのですから、サプリメントをとることにより実感できる効果はひとりひとりで違いがあります。よく聞かれるのは、疲れにくくなった、元気はつらつになった、肌が美しくなった、二日酔いがなくなった、足のむくみがとれた、集中力が増した、頑張りがきくようになった、風邪を引かなくなった、歯ぐきがしっかりしたなどです。コエンザイムQ10（CoQ10）不足になる中年以降の人に強く実感されるようです。 - 病気とコエンザイムQ10（CoQ10）
心臓のバイパス手術を予定している患者さんにコエンザイムQ10（CoQ10）を一日300mg、一週間以上飲んでいただくと、確かに心臓にコエンザイムQ10（CoQ10）がとりこまれ、そのミトコンドリアの機能が向上し、また術後の経過も良いので早く退院できるとの素晴らしいデータが報告されています。またパーキンソン病初期の病状の進行を遅らせたとの報告もあります。コレステロールとコエンザイムQ10（CoQ10）の生合成経路は途中まで同じであるため、コレステロール低下薬であるスタチンを飲むと、同時にコエンザイムQ10（CoQ10）も減少することが確かめられています。スタチンの副作用を抑えるために、コエンザイムQ10（CoQ10）を一緒にとることが常識とならなければなりません。 - トップアスリートも注目
筋力アップと運動による筋肉細胞の破壊を防ぐ上でコエンザイムQ10（CoQ10）は有効と考えられます。実は多くのトップアスリートがひそかに愛用しています。コエンザイムQ10（CoQ10）をとることにより、疲れにくくなるので、長い間トレーニングできるようになり、自然と記録が伸びたり運動能力が向上するようです。 - とりかたと安全性
コエンザイムQ10（CoQ10）は水に溶けず、油に溶けやすい物質ですから、油分を含む栄養バランスのとれたしっかりした食事直後に摂取することが大切です。空腹時では十分に吸収されず効果が半減してしまいます。もともと体の中にある物質ですからコエンザイムQ10（CoQ10）に高い安全性が認められるのも当然でしょう。心配があるとするならばコエンザイムQ10（CoQ10）よりもカプセルの材質や一緒に含まれる成分の方でしょう。吸収性が高くより信頼できる製品が開発されることが望まれています。 - 日本コエンザイムQ協会
コエンザイムQ10（CoQ10）に関する正しい知識の普及と基礎研究の振興のために2002年11月1日に設立しました。2003年2月からはホームページを立ち上げ、最新の情報を提供しています。2003年5月からは特定非営利活動法人（NPO）として再出発しましたが、さらに一般市民に役立つ協会を目指します。コエンザイムQ10（CoQ10）は体内に吸収されてはじめて効力が発揮さるのですから、この点で優れた製品を奨励していく予定です。また2003年12月には第一回の研究会を東京工科大学で開催しました。数多くの素晴らしい研究発表が寄せられ、160余名の参加をいただきました。 - まとめ
できるだけ長く、元気にはつらつとしていたいというのが、私たちの願いです。さっそうとしたエンジンと輝くボンネットをもつ新車は、そのあこがれの象徴です。コエンザイムQ10（CoQ10）は、この二つの願いをかなえるために欠かせない切り札です。ひとりでも多くの人がこの恩恵にあずかっていただけることを願ってやみません。
コエンザイムQ10（CoQ10）はどういう効果があるの？
コエンザイムQ10（CoQ10）は、体内でつくられる成分です。しかし、２０歳前後をピークに徐々に減りはじめ、４０歳前後ではつくりだす力が衰えてきて、その減少が進みます。コエンザイムQ10（CoQ10）の減少は、加齢以外にも、偏食やストレス、アルコール摂取、激しい運動、病気、高脂血症薬などの医薬品服用が要因にもなると言われています。
コエンザイムQ10（CoQ10）が不足すると、ミトコンドリアの活動が滞り、エネルギーの生産がうまくできなくなったり、体を錆びさせる活性酸素と戦う力が弱まったりします。
加齢が進むと、お肌のハリ、弾力を保つ線維成分（コラーゲン、エラスチン）や保湿成分（ヒアルロン酸）をつくりだす機能が衰え、消耗するばかりになってきます。
コエンザイムQ10（CoQ10）を適切に補給することで、機能を正常化させていくことにより、お肌の若さと美しさを助ける重要な成分をつくり続けることができます。
コエンザイムQ10（CoQ10）に関するＱ＆Ａ
Q1 一日の適正摂取量は？
約60mg〜100mgを目安に、運動が激しい人やストレスの多い人はさらに摂るとよいでしょう。もともとが体内にある成分ですので、副作用の心配などはありません。
Q2 効果的な摂り方は？
コエンザイムQ10（CoQ10）は単独でも十分な効果があります。しかし、ほかの成分とともに摂取することにより、さらに理想的な効果を発揮します。
抗酸化作用を高めるためには、ビタミンＥやビタミンＣを同時に摂ると活性酸素対策になります。
また、日本より先にコエンザイムQ10（CoQ10）に注目したアメリカでは、コレステロール低下薬であるスタチンとコエンザイムQ10（CoQ10）を一緒に服用するべきであるとの認識が急速に広まりつつあります。コレステロールとコエンザイムQ10（CoQ10）の生合成経路はほとんど同じなので、スタチンはコレステロールのみならずコエンザイムQ10（CoQ10）の生合成も抑制するからです。相補する役割を果たしてくれます。
Q3 いつ、どのように摂ったらいい？
コエンザイムQ10（CoQ10）は、脂溶性の成分です。一般的に脂溶性の成分は、油と一緒に摂取すると吸収がよくなります。しっかりした食事の後に摂るのがよいでしょう。逆に、空腹時に摂取すると、胃にもたれる可能性があるので注意してください。
大塚製薬ネイチャーメイドコエンザイムCoQ10
大塚製薬 ネイチャーメイドコエンザイムQ10(CoQ10)50粒
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